薄毛を予防する「男のシャンプー術」

年齢とともに髪の毛のボリュームは少なくなりがちです。朝起きて、枕についた抜け毛の量にがく然としたことがある人も多いのではないでしょうか。

実は抜け毛の原因は、毎日のシャンプーにもあるといわれています。

髪は抜けるのが当然だった!?


薄毛を食い止めるには抜け毛を防ぐことが重要だと思いがちですが、実は間違いです。なぜなら、髪の毛はもともと、ある程度の期間で抜ける仕組みになっているからです。

人間の髪の毛は、平均で10万本ほどあります。そのうち、盛んに伸びている「成長期」と、成長が鈍化した「退行期」や、成長が止まり抜けるのを待つだけの「休止期」の状態があります。

そのため、1日に50~100本の抜け毛があっても異常ではないのです。

髪の毛がスムーズに生えてくるようにするためには、何よりも頭皮の環境を整えることが大切です。美容室やクリニックで専門家にみてもらうのもいいですが、一番取り組みやすいヘアケアといえば、やはりシャンプーの方法を改善することでしょう。

「陰イオン系」は危険度高め! 薄毛対策に効くシャンプーの選び方


髪の毛で隠れている頭皮ですが、毛穴から出る皮脂や汗、ホコリなどで、意外に汚れがたまっています。これらの汚れが毛穴につまってしまうと、髪の毛の成長を阻む要因になります。

まず、毎日のシャンプーでしっかりと落とすのが、薄毛対策の第一歩になります。

しかし、「落としすぎ」は禁物です。皮脂が少ないと頭皮は乾燥してパサパサになり、紫外線などのダメージを受けやすくなります。また、乾燥状態を脱するために、過剰な皮脂が分泌されることもあるようです。

皮脂を落としすぎてしまう原因になりやすいのが、ラウレス硫酸Naなどを含んだシャンプーを使用することです。このラウレス硫酸Naなどが含まれているシャンプーはドラッグストアなどで安価で売られている商品に目立ちます。

そこでおすすめしたいシャンプーは、アミノ酸を主成分としたものです。皮膚や筋肉に含まれている成分なので頭皮にやさしく、皮脂を取りすぎません。

髪の洗い方やドライヤーのかけ方にも要注意


シャンプーの成分と同じくらい気をつけたいのが、髪の毛の洗い方です。

まず、お湯の温度に気をつけましょう。熱すぎるお湯で洗うと、皮脂を落としすぎてしまいます。髪にシャンプーをつける前に、体温くらいのぬるま湯でざっと汚れを洗い流しましょう。

シャンプーの前に、やわらかいブラシで適度なブラッシングを行うのもおすすめです。頭皮に張りついた汚れが浮き上がり、シャンプーの効果がよりアップします。頭皮の血行がよくなり、新陳代謝が促進される効果もあるそうです。

きちんとした成分のものを選んでも、やはりシャンプーは頭皮に多少なりとも刺激を与えてしまうものです。シャンプー液を直接頭皮につけるのではなく、手で十分に泡立ててから洗いましょう。シャンプーの泡が全体に行き渡ったら、爪を立てないように注意しながら頭皮をマッサージします。スタイリング剤などをつけている人は、しっかりと落ちているか確認しながら洗いましょう。

シャンプーが終わったら、すぐに乾かすのも大事なポイントです。ドライヤーを使ってしっかり水気を取りましょう。その際に、熱風が頭皮に直接当たらないように、ある程度頭から離すのはもちろん、同じ場所に長時間当てないように気をつけてください。

髪の毛は、ほとんどの人が入浴のたびに洗っています。それだけに、特に意識せずにシャンプーをしていたという人も多いかもしれません。

薄毛を食い止める一番の近道は、こまめな頭皮ケアです。頭皮が健康な状態になれば、市販の育毛剤やクリニックでの治療の効果も出やすくなります。

この機会に自宅にあるシャンプーや、自分のシャンプーの方法を見直してみてはいかがでしょうか。